2016年2月22日(月)午後6時30分より、千住介護福祉専門学校会議室において、第2回総会が開催されました。
はじめに中山武敏実行委員長(弁護士)が、「憲法違反の安保法(戦争法)廃止へ全国で2000万人署名に取り組んでいること、立憲主義守れと野党が共闘し、戦争法廃止と参議院選挙での協力がすすんでいること、この前進の背景には幅広い市民の運動があり、2014年9月25日に700人の区民が集まった憲法学習会をスタートとした足立の私たちの取り組みもその力になっている」とあいさつ。
続いて、高橋俊彦事務局長(弁護士)がこの1年半の取り組みを報告、会計(島村和良事務局次長・個人事業者)からの収支報告と共に承認されました。
そのあと、黒岩哲彦事務局次長(弁護士・違憲訴訟共同代表)から「安保法制違憲訴訟」についての報告があり、質疑、足立区内の取り組み等について意見交換しました。
「誰もが戦争する国には反対だが、なかなか中身まで理解されていない。2000万署名を進める中で、様々な工夫をして分かりやすく伝え、多くの人に理解してもらうことが大事だ」等の意見が出されました。
役員体制は、代表に中山武敏氏、事務局長に高橋俊彦氏、事務局次長に10名、事務局員に4名を選出、承認されました。
今後の取り組みとして、(1)野党共闘を後押しし安保法(戦争法)を廃止させること、(2)2000万署名と宣伝に取り組むこと、(3)足立区内での市民連携を強め、運動を拡大させることを確認しました。
閉会のあいさつに立った吉田万三事務局次長(元足立区長・歯科医師)は、「安倍政権は戦争する国にするために憲法違反の安保法(戦争法)を強行するだけでなく、秘密保護法で国民の口をふさぎ、放送局に圧力をかけ、海外派兵のために一般船員を予備自衛官として採用、菅官房長官が共謀罪を口にする、防衛省内で制服組自衛官を中心とする統合幕僚監部が権限の大幅移譲を要求するなど、憲法を否定するような動きが加速している。決して許してはならない。これからもがんばりましょう」と述べました。